Nenzing
(ネンチン)工場について

オーストリアの国土面積は約84000㎢(北海道とほぼ同じ)､自然と歴史が調和する非常に魅力的な国です｡
モーツァルトやシューベルトといった、偉大な音楽家を輩出した国としても知られております｡

1976年にLIEBHERRグループがオーストリアに製造工場を設立しました。
それがオーストリアの西側に位置するNenzing工場です。アルプス山脈に囲まれた､254,000㎡の広大な敷地に約1500人の従業員が勤めており、主に基礎工事用建設機械の製造を行っております。

掘削に必要なトルクも理論値だけでは無く､テストデータを基に実測値も測定し､品質管理を徹底しております｡
またコンピューター制御を生かした､セミオート運転(モーションセーブ)や、接地圧可視化システム(グランドプレッシャービジュアライジェーション)などの独自機能も開発し､各機種に取り入れております｡

環境にも配慮しており【ZERO EMISSION】を合言葉に商品開発に取り組んでいます。
2019年にドイツ・ミュンヘンで開催されたBAUMA展で、LIEBHERR社製品初となる、バッテリー・電気モーター式の建設機械､LB16 unpluggedを発表｡
それ皮切りにバッテリー・電気モーター式クローラークレーンも商品化され販売されており､ヨーロッパ諸国では既に工事現場へ導入され､実用化されております｡今後の脱炭素社会に向けて世界中の大きな注目を集めています｡常に時代を見据えた商品開発に取り組んでおります｡